航海記録


今回、GPS機器を『サバニチーム海想』さんよりお借りしました


|フローレス諸島 東ヌサトゥンガラ州 2012年|

2月2日に帰国致しました。

インドネシアと一口にいっても、他民族、多言語国家、多種多様の文化が折り重なっています。
今回向かった東ヌサトゥンガラ州のほとんどは、観光客の訪れない場所。
そこにも、人の営みはありました。
街の暮らしと比べれば、比較にできないような厳しい暮らし。
身近に横たわる人の死。
それでも、子供が溢れ、笑顔が溢れ、魚を頂き、水を探して生きていました。
本当に、人の強さ、素晴らしさを、改めて実感できた旅になりました。

応援、協力してくださった皆様、いつもありがとうございます。
後程、写真などもアップしていきたいと思います。

-----------------------------------------------------
バリ島より、東へ数百キロ。
コモドドラゴンで有名なコモド島よりさらに東。
向かう東ヌサトゥンガラ州は、観光客の訪問もわずかなフィールドです。
一部、クジラを銛一本で仕留める文化の残る海域で、メディアを賑わせていますが、
その周辺の島々との繋がりは、全くと言って良いほど知られていません。
実際の現場は、どのように海と自然と家族と繋がっているのでしょうか。

新しいカヤックでの航行も楽しみの一つ。
荒れる季節なので、無理に海を攻めず、過信せず、踏み込もうと思います。(2011年12月)


【活動概要】

遠征遂行者 :八幡暁
活動地域 :フローレス諸島(インドネシア)東ヌサトゥンガラ州
活動期間 :2012年1月11日 ~ 2月1日
航行方法 :ウォーターフィールド社 シーカヤック「EXCUBE」 FRP製
■組み立て式 写真:ウォーターフィールド